モペゾム・ド・思考

抽象性、無意味、無駄、

2021-01-01から1年間の記事一覧

原石予算報告会【第一次改訂】

はじめに ずっと申鶴に注ぎ込むと言っていた原石だが、ここに来て何やら覚めが来て、思えば、申鶴に惚れ込んだ理由として、その大部分は、何の予告もなしにいきなり強ビジュ新キャラ実装を発表したミホヨの粋さに、ある懐旧(※胡桃の実装)の念を感じたため…

何がクリスマスプレゼント交換会だ

何がクリスマスプレゼント交換会だ。楽しいかよ、クソが。ええ?何だ強制参加って。何にもいらねえのに欲しいもん紙に書いてだせだ、何にもあげたくねえのにプレゼント用意しろだ、何なんだ一体。俺が用意したプレゼントは怒りだよ。うんこのカスが。死ね。…

ストレス性行動欲求

この世に意味のある停滞はない。状況が変わらないというのは、それだけで罪なのだ。それゆえに、私は酷く後悔している。その過去は、熟慮という病に侵され、外出することさえままならなかった。結果として主体性を失い、自らの欲求に対して懐疑的になった。…

彼方に影

8-28(土) その普段の退屈とは異なるもののしかし退屈をかんじており、いつもなら辟易とせざるを得ない空虚さに対してあらゆる言語的表現を挟めないでいた。まるで退屈が実体の怪物として襲いかかるようであり、そういう意味でいえば確かにいつもより恐怖して…

この世はわたしの不注意でできている

私の感じ得る全ての感覚──痛み、喘ぎ、焦り──それ以外は、地球の公転に置き去りにされ、今もどこか宙をさまよう。休日に意味あらんと過ごしたあの二日が、何も成し得、また成そうともしなかった休日が、不定変則の暦上に乗っかり、歴史上から消え去ったかの…

ていうか本当に楽しかったのか

非常に悪辣な話、最近職場の先輩に唆されて恋愛の真似事をしている。 良い気はしない。ただ、悪い気がするかと言われるとそうとも言い難く、なんだかごく一般的かつごく平均的で、何か楽しげなことをやっているという感覚がぼんやりとある。悪い気がしないの…

車を出す

一年ほど前はまだペーパードライバーだった。車の運転は苦手で、苦手というよりやりたくなかった。失敗が目に見えたうえでそれに及ぶという蛮行を知れず、そういう意味では苦手だった。結局、不得手であることは今も変わらない。ばるんと走ることは出来ても…

褥瘡

痛みと痒みのどちらが耐え難いか。それを知る、その意を知る。やはり私には、痒みこそ耐え難い。 先日、学徒を辞めていよいよ本当の社会人となった。こうして見ると、晴れも曇りも前も後ろも無くなった、或いはその存在が、存在するままにどんどん希釈され、…

本学は濡れそぼる

本学は雨に濡れる。否応ない寂しさが傘に閉ざされており、雨打つ音が忽ち止水を奪い去る。波状に広がりゆくは寂しさ乃至それに対する絶望である。ざわざわと心を満たしつつある不安と狂気が樋を伝って外へと流れ行くような、土瀝青から染み出て有り余るほど…

ある偏屈を患っており

ある偏屈を患っており、この世相ごと社会を嫌っている。なんというか、拘りも、誇りさえない歌を前に、ある資本家が腕を組んでいるような感覚、そうした資本主義の産物、その隅々に対し辟易しているのは、単にそれ自体を嫌っているというか、それ自体にはき…

ガソリン洗浄剤

自らの職種にはほとほと絶望しているのに対し、それがひとたび他者の演目ともなると非常に恐縮してしまい、某人の薦めに甘んじてしまう性というものがあって、ただそういうものが単なる親切というよりかは、他者に対する憐憫というか、それ自体はきっと自己…

あれあれば美なし

美というものがイデアなのかそれとも現象なのかという難題を前に右往左往することがある。それはすなわち自らの美性を愧じることなくむしろ潔いまでの見識を蒙昧かつ強度に信仰するときと、絵が下手すぎてどうしようもないとき、それぞれの次第によって定ま…

青年の未来

哀れな話だ。かつてあれほど、他者を現象だの自意識の化体だの貶していたにもかかわらず、今の私は、今と未来に対する主体性の欠如が故に、結局は他者や乃至社会のために生きようとしている。かの学生の責任控除時代が見せた幻影だったのだろうか。あの時も…

アイスボックス

問,君は電車に揺られている。六月雨降れる午後七時の車内は少し冷える。然して、アイスボックスを持つ女子高生が空前と存在し、その友との会話は、遮蔽的なJpopによってすべてを妨げられているとして、君は、その夏の想起される音楽を前に仮定するだろう。…

毒花を抱く女について

どういう類の書籍なのかは、読み終えた今でも分かっていないが、現在する読後感を既成概念に当て嵌めれば、その分類はおよそサスペンスに近しい。まず、見えぬ謎があり、猜疑心と共に謎が膨らみ、最後には見えるようになるというのは、サスペンスの常套手段…

強度の欺瞞

かつて善性は存在せず、それを説明する言い訳だけが存在するのなら、私は敢えて、それを善性と呼ぶだろう。 結局、私の直感は正しい。この道に悟入してから改めて言おうと思ったが、人に不要なものを買わせる行為は、悪そのものだ。そして、それが高額であり…

満員電車の善性

満員電車の不快指数は底知れない。特に梅雨に入ったこの時期はつくづく思う。満員電車とは悪性の塊であり、人工の害なのだと。しかしながらそれは、結果的には人間の欲と愚鈍さの募る悪であったとしてもその成り立つ過程には少なからぬ善意が関与しているの…

赤く呆けていたい

究極的には我々は20代ですべての活動を終了しなくてはならない。死というただその一概に固執せずにいるのなら我々の希求する世界の真理を暴くために費やせる時間は生を受けて30年の頃にしかない。私はこの畢生を決定付ける確信をこのおよそ8年で見出さなくて…

暫定的行動指針(5月11日)

私がある頃より蓄えたある欲望のうち、何を実現し、何を却下するか、その取捨選択を連綿と続けることで漸進的かつ現在性のある人生を歩めると思う。言葉は媒体でない、我々こそが言葉の化身なのだ。これは、現段階(5月11日)において当座的な立案である。 …

Twitterやってねーとアナル=アナルが壊れちまう

アナルの学名がアナル=アナルだったらいいのに、そう思ってWikipediaに行ったらゴリラがゴリラ=ゴリラだった。 なぜそう思ったか?私がトートロジーをこよなく愛するためである。愛とは愛着であり、例えば、私が発言に深みを持たせようと、二言でものを語…

暇な時何見てんの?

「んー、ポルノっすかねヱ」 暇な時はポルノ動画を見ている。楽しくはない。面白くもない。それでもなお連綿と快楽を表出し続ける被写体の営為を見ている。 意味は、それを思いつくより先に行動自体があらゆる疑義に覆い被さる。意味として、大義として。そ…

昔はもっとはっきり生きていたよな

経験を積むことで散逸するのは記憶だけではない。好みもまた多く重ねられた結果飽和する。昔はもっとはっきりとした好みがあった。好みは経験の中でもっとも選好性の高い意思が選ばれる。例えば、イカの天ぷらが食べたいだとか──浅い経験であればより限定的…

「ポップキュンてイラストレーターがさ、ライスシャワー描いたら『ポッピンシャワー』になんのかな」 ──ならねえか、ハハ 会話はそこで終わっている。沈みゆく西陽が街を呑みつつある。私は背を向けながら歩いていた。鈍重な歩みで今日を忘れようとしていた…

マスク下

マスク下に卑猥の意味を込める風潮が今後起こるかについて、ただ感覚的にはそれを否定している。マスクがある意味の下着となり忌むべきものを隠す目的で用いられることはおよそ予想の通りであろうがただ私が現に感じる脱マスク状態への感覚的嫌悪は陰部に対…

悪とそうでないもの

私は自らの意識に少女を飼っている。名前はない。行動理念もない。コードもなければ心もない。与えていない。性別を与えたのは、彼女を自己の対照におくためである。 少女は常在せず、一定の条件が整ったときに現れる。大抵は、現在地から二歩程度前の視界に…

信号待ち、信号無視、少女の距離

問題:俺があの信号を無視した少女に追い付くのは何時間後か。但し、横断歩道は2mとし、少女は何かの焦燥を携えているものとする。 現実の遠望。我が悪意なきは善良人の心境には悪意のごとく映るようであり、私はそうした事実に対する術として事情不通の無知…

沈黙と静寂の別

沈黙と静寂の別を答えよ ──聞きたいことがあるんだけど えっ? ──あのさ、あっためてくださいっていう商品あんじゃん 「あっためてください」という「商品」? ──それでさ、あっためないで食べちゃったとしたらどうなるんだろうね 「あっためてください」と…

恒久的平和

恒久的平和を保持するために必要とされる争い、恒久的かつ微弱な争いがある。それが一定の対立の間に生じることは言うまでもない。 犬と猫。海と山。夏冬。きのこ、たけのこ。これらの間に人間はほとんど制約された多様性を見つけ微弱な意思という意味で微弱…

一応の朝

一応の朝、愛とは、疲弊とは なんだという四方山話を前に何も言えないでいるのは、ただ、ただ──なぜ。 午前九時の改札を行けば終着駅は烏丸だった。息の数だけ疲弊が漏れる。愛にしては驕慢な香水を振る。 「烏と云う字は」 一応の朝、午後十九時の改札を行…

書店と心的距離

未だ買っていない本と、買って読んでいない本には、一切の、事実上の差異がない。書店は本の保存場所であり、隔地にある本棚であった。本棚は遠かれど、その内容たる書籍との距離に変化はない。読みたい本は本棚にある。読まない本もまた本棚にある。本棚に…