モペゾム・ド・思考

抽象性、無意味、無駄、

ド月曜日

睡眠、リピなしです。そう思いながらもう一度目を閉じる日、週の始まり、ロットが回転する。 今日は何もかも嫌だった。別に仕事に辟易してるわけでも、それ以外にうんざりしている訳でもないし、休日の過ごし方に不満があったかというとそうでもなく、休暇が…

男の服ぜんぶ女の子が着た方が可愛いの魔法みたいだね。 この前服知らねー人間とアウトレットに行ってもろもろ説明して自分の服に対する価値観が深まった感じがしました。結局服が好きなわけじゃないような気がします。まあ単に服より自分が好きで自分を着飾…

へぇ、

ルクアの地下にあるフリースペースは、辺りの惣菜や料理や酒やら菓子やらを持ち込むことができる。要は宅飲みの最強版、眠りこけることに限ってはできない点除けば。 しかしながら未だに虚勢の張りどころを掴めないでいる。今までどんな境遇に立ち会ったか。…

大事件

今完全にパンツがグチョグチョです。調子に乗りました。俺の描く絵がエロ過ぎてチンチ-ンを弄りながら絵を描いていたら思わぬタイミングで射精してしまった。こんなのってアリなんすか?マジで勘弁してくれ。誤解です。チンチ-ンを弄りながら絵を描くと筆が乗るのは…

顔がいい女の、形のいいマンコ

その昔、絶望は自らの生存に向けられていた。今や、それは才能であったり、個性であったりする。腑抜けた時代だ。なぜ我々は死を昇華せねばならなかったのか。自身の理想を高く掲げたいがために、命の価値を繰り上げる毎に、死もまた自ずと繰り上がる。「好…

s

「ねえ、オモコロチャンネルの人たちは、普段面白くない人が頑張って面白くさせようとしてるのか、それとも、元々面白い人たちなのか。どっちだと思う?」 「…」 「オモコロチャンネルの視聴者は…」 「もうやめてくれ」 これは何かの罰なのか。彼女の丸い瞳…

10-11

今日は曇りだった。8時のアラームを頭に響かせながらそう思った。身体が重いのも、それが原因だと思った。 最近、妙に起きれない。周りが一挙に冷たくなったからか。気温だけじゃなく、隣人も、その関係も、その態度でさえも。しかるにまだ凍えるほどでもな…

目的

物語は誰のためにも存在しない。その結末に勝者はなく、敗者もまた存在しない。であれば、何らか成果を手にした者が、本当に握っていたものは何だったか。 男にはある目的があった。目的のためにありとあらゆる手を尽くし、走り回った。雨も風も関係なく、馬…

ただし、その裏では

それは今気にする必要のない、また、これから先も気にすることのないだろうことで、しかし昔は、それについて考えること、それについて考える時間が何よりも大事であると教わり、少なくとも大人になれば、あるいは大人になってようやく、そうした所作が備わ…

パニーニ

しばらく本を読んでいなかったが、人に借りてようやく最近読むようになった。人に斡旋されるとは情けない限りであるが、かつて手にした背表紙の反りがなんとも懐かしく感じられる。これとともにした時間が甦るようで、開いてしばらくは文字を追うことだけに…

宜野湾

執心の旅である。即ち、何をしても心残りがある。それは、私の命の終わるときと、楽しいことが終わってしまうときの間に、やむにやまれぬ差というものが横たわっているためである。 思うに、憂慮とはこの差から生じるので、万事感情のままに行きたいと思えど…

サルッツォ

昨晩、ラップランドがファミリーに拉致監禁されボコられる様を無限に想像して無限にシコっていたのであるが、いつの間にか寝ていたらしい。酒を飲んでもいないのに、その前後の記憶が抹消されていた。朝五時。オレはタンスに直すのを先送りにしていた服の上…

全裸で筋トレしたいよ

全裸で筋トレしたい。筋肉の動きを確認するとかでなく、震えるちんこがみてえからだ。 俺は震えるちんこをみながら、なにかに耐えていることを実感するんだろうな。普段何にも関与しないこいつが、なにかに倦んだように震え出すんだ。きもいね。でも頑張って…

ヨルシカのことなんていっこも書いてないよ

一人旅だった。久しぶりだった。かつて当然のように征っていた旅路が、今では遠い情景のように思える。ただ一人であるという、それだけなのに。 人生は一様ではない。そう知りながら、自分の人生は一様であると思っている。個人が考えを変えることなどありは…

海も暮れ切る

「上り坂と下り坂のどっちが多いでしょうか?」 という有名な謎かけがある。この答えはどちらも同数。上りか下りかというのは引っ掛けに過ぎない。 3月の末に仕事を辞めたが、別に人間関係が終了したというわけではないので、4月の8日,9日はかつての同僚と旅…

片道

3月末には仕事を辞める。2023年の元旦からそう考えていた。根拠はない。正当性はない。横暴で粗野な考えだった。けれども、もう、刻が近い。 三十日から三が日まで、ずっと休みだった。こちらに帰ってきた友や、兄と出かけ、一日家にいた日はない。多くの人…

最近本を読んでいなくて、もう半年は経つだろうかという頃に、ようやく本のようなものを開いてみた。いや明確に本なのだが、俺の思い描く本の読み方というものを失ってしまっていて、所感として、これは読書であるのか、ひたすらに懐疑的であったために、そ…

暗闇の色を知る

今でもたまに、財布を無くしたことについて、酷く怒り悲しむことがある。強い憎しみと深い悲嘆で眠れぬ夜。 大抵の感情は、その突発性から一過的に忘れることができるが、なぜかそうした事情と、その周辺の事情と、それぞれに対応した感情は、今でも現存した…

おれが行ってる間に武庫之荘という町を消しといてくれ

とにかく、無事にヨルシカのライブは終わった。仕事のことや何やらややこしい事は沢山あったが、それも今日で終わり。ライブは良かった。ものの巧拙や美醜を語る口はもたないが、それでもヨルシカの生気に触れられたのだという実感が嬉しい。俺が何より焦が…

創作

創作はいつからあったのか。宇宙の誕生からか、地球の形成からか、あるいは生物史が始まってからか、あるいは、哲学が発露されてからか。いずれにせよ、創作は確かに人間の傍らにあった。それがいつからかなどというのはどこの誰にも分かりやしない。 それは…

B型さんの悩み相談

新年明けましておめでとうございます。今年の抱負は仕事を辞めること。それさえ出来たら2023年はとにかくなんでもいい。そういう話を出勤一発目にしたら切った張ったのごとき相談の嵐。仕事こういうところが嫌だから辞めると言えば、そんなことはしなくてい…

それを信奉するもの

筋トレをしている。その理由は、認められるため。この実存を内外に主張するため。俺が、俺をもっと好きになるため。 研鑽の日々である。誰に指示されずとも、自ずと行うことに意味がある。目的はなく、タスクはある。苦痛と疲弊、それ以外は何もない。漫然と…

豊かさとは生まれのことだ。それ以外にない。ありとあらゆる選択が肯定されること。それが即ち豊かさなのだ。 仕事を辞めると言い出して三ヶ月が経った。俺はもう死んだ方がいい。きっとどっかのタイミングで俺の意思は既に枯死しており、今はその余勢を借り…

遊星接近

冬の女の服ぜんぶかわいいーなどと言うこと言っていたら、夏の女の服もかわいいことに気付いた。そしてしばしば本質を逸していた己を恥じていたりする。 TikTokを見始めたのは、有り体に言えば感覚の矯正でもあった。幻想と非現実と現実の狭間で意味を持たざ…

A,うるせえよ

「藤田って何のために生きてんの?」 「幼稚なことを聞かんといてください」 …… 「それを探すために生きてるんすよ」 …… 「おお」 …… この答えは正しくない。正解は「死ね」と言うのが正しい。 なぜなら、そいつは「死ね」と言って欲しそうだったから。 「死…

間道

浅い眠りを縫うように私は外へ出た。合宿の午前四時半、この世で何よりも澄んだものは何か。それだけ知りたくて施設を後にした。明けの小路。朝の到来を待つような静けさのなか、草木とともに、こころの不安が晴れるのを待っている。スマホの明かりだけが頼…

リョナって何?

ありがたいことに、職場に俺のことを慕う後輩がいて、そいつもどうやら絵描きらしく、時々話すことがある。それで、最終的には「今度絵見せてください」とお願いされ、断るというのが一連の様式である。 これは変に気取っているとか、はずかしいからとか、そ…

心裡留保と狂熱

10月2日は会社の表彰式だった。9月度に本決算を迎え、我々の営業成績も締まり、日々の労いと賞賛、また今後の展望について大いに語らう会だった。 俺は会社を辞めようと思っているので、こんな式もうんざりで仮病か何かで飛んでやろうと思っていたのだが、結…

福よ立つ

クソみたいな気分だ。そういう日に限って、台風だとかいう災害が襲来している。有難いことに、それは慰めでしかない。もはや、破壊や死に親しみを感じてしまうほど、私の気分はクソになっている。一切を壊すか、それとも死んでしまうか。量的か質的か。より…

すべて後にして

大いなる疲労とは、尊大なまやかしである。非実在の病理は、信仰の腐敗である。 重ね重ね、私は思い願ってきた。私よ金剛たれ。 万象を跳ね除け、いつの時代も不変の堰堤を築いてきた。私は不敗である。いつかの夢も、いつかの絶望も、完膚なきまでに焼き付…