何万何千という人間がいる中で同じ人間は一人としてない。最近はそういう詭弁に対して厭に噛み付くようになってしまった。自己の存在が有意であるかを気にした為に、余計な疑義を挟まざるを得なくなった。いつか、大人とはそういうものだと割り切ったはずで…
今世紀最大の無駄金かと思ったけれど、内実では期待を隠せないでいた。私はどこか自嘲的であって、今回の買物も、いつかの気の迷いだと言うことにしたかったのだ。世の中に一万六千円のカミソリを買う人間が何人いる?脱毛が覇唱する世間だぞ?そう迫る内省…
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