モペゾム・ド・思考

抽象性、無意味、無駄、

何がクリスマスプレゼント交換会だ

 何がクリスマスプレゼント交換会だ。楽しいかよ、クソが。ええ?何だ強制参加って。何にもいらねえのに欲しいもん紙に書いてだせだ、何にもあげたくねえのにプレゼント用意しろだ、何なんだ一体。俺が用意したプレゼントは怒りだよ。うんこのカスが。死ね。ゲボが。クソ……

 そう言いながらプレゼントを買いました。僕が引いたカードはおいしいチョコレートでした。同僚の女の、アレルギー持ちの女の、食べ物に関するプレゼント。これに死ぬほど気を遣ったため、予定が狂いました。タダで用意するプレゼントではないから多少の想いは籠るのでしょうが、私はこれに大いなる気遣いのみを込めました。仮に、こうした気遣い、選ぶ労力などを、含有した想いとして数値化し比較すれば、私ほど想いを込めたプレゼントはないでしょう。面倒なうえにリスクも負いきれないわけで、第一ナッツ類ってなんなんだ。カカオもナッツだろと思っては、しばし菓子売り場を彷徨させられ、結局意味不明のまま購入したチョコレートは果たしておいしいのでしょうか?ただそういうことを感知せずに食べれるから幸せなんだろうと思います。人からの貰い物は嬉しい。たとえそれがクソどうでもいい人間であっても嬉しいものらしいということで手を打とうと思います。

 ちなみに私が書いた欲しいものは雪駄です。予算は1000円、歩きやすい!という附則まで備えましたが、事実、そんな雪駄は存在しません。地獄に落ちろ。