モペゾム・ド・思考

抽象性、無意味、無駄、

この星辰の、星霜の、遍く銀河の許すところの、

 この星辰の、星霜の、遍く銀河の許さるされざるところの普遍性、不変性の示す先に、この星辰の、この星霜の、遍く銀河に許しを乞うところの、千千とした変化があったとして、幾許もなく、立ち行かず、万古不易の本質の、敢えし乱れ狂う先の美しさという、煩雑な、猥雑な、咬合の違えた、一種の妥協と称されるべき存在の、終着の、執心の、充たされざる満腔に、空漠と、軽々と、点為す混濁と、ありきたりな不調和と、一時の混迷から来る、あらゆる信条と、あらゆる猜疑の霧散を云うのなら、

 

庶幾、この痩躯凍て果つるまでの生命を歌わんや